【谷川岳】雪山登山で必要だったもの【12月】

夫のKORNです。前回の記事で「12月の谷川岳」の登山をアップしました。

【谷川岳】雪山初心者登山チャレンジ【必要な装備】

そこで感じた雪山登山において必要な道具、あってもなくても良いもの、あったほうが良いものなど体験を通して情報発信します。

予め雪山登山に挑むというので「通常の登山装備や服装は持っている」と仮定します。

絶対に必要なもの

チェーンスパイク

これは私が実際に使っていたものとなります。

爪が18本で1cmほどの爪が複数ついています。通常の歩くという動作のまま使えるものです。非常に快適でした。

アイゼン

私自身「アイゼン」は使っていないのですが、チェーンスパイクより「爪が長く本数が少ない」です。

雪や氷に深く食い込むでしょう。アイスクライマーなど切迫した雪山で効果を発揮しそうですね。少し歩き方にコツがあるそうです。

形状は問わず、とにかく「スパイク類」を装着して雪道対策をしましょう。

ゲイター

これがないと靴の中に雪が入り放題です。短いタイプ、長いタイプと存在しますが「長いタイプ」を選びましょう。

使っていたゲイターは膝下までのタイプで長いタイプでしたが、この有様でした。短いタイプでも「靴の中に雪が入る」ことは防止できるのでダメということはありません。

ポール類

通常の登山で使われるようなトレッキングポールで私は挑みました。

両手に持てるよう2本持っていきましたが、T字タイプ一本で終始問題ありませんでした。

雪山不慣れな場合2本が安定すると思います。(現にすれ違ったハイカー達はみんな2本持ちでした)

使い方として、歩くときの支えやバランス取りに使用するのはもちろんのことでしたが、雪山特有の使い方として「積雪時の道探し」に使いました。

山頂付近は吹雪いている可能性が高く、足跡も消えている可能性があります。

自分が次に足を踏み出す位置を探す時にズボズボ差し込んでみて、どれぐらい埋まるのか確認できます。

50cmの積雪に対して50cm刺さってしまうようなら「歩きにくい道」

20cmくらいで止まるようなら、その下に圧雪の層があるので「歩きやすい道」と探し当てることもできます。

私は持っているトレッキングポールにこのスノーバスケットを装着しました。

通常の登山でこれをつけると引っかかって邪魔なのですが、雪山では活躍します。

手袋・グローブ

これがないと凍傷になるでしょう。

私の場合、序盤から中盤は通常の(薄手の)トレッキンググローブで登っていました。

本来は登山用の防寒グローブが欲しかったところですが予算オーバーの為、代用品として「スノーボードグローブ」を持って行きました。

昔スノボーやろうと思いそろえたのですがあまりやらずに終わり、一式売っ払ったのですが。こんなこともあろうかとグローブだけ残していて良かった…。

ネットで探せば防寒グローブも安く手に入るんですね。いつもスポーツデポかスポーツオーソリティーで探していました…汗

近所で安く揃えたい方は「ワークマン」もおすすめです。

しかしトレッキング用グローブではない代用品の場合は手が少し動かしにくいと思います。私の場合スノーボード用グローブでしたが、分厚いけれど手指が動かし難かったです。

その為序盤から中盤はそこまで寒くなかったので薄手の通常トレッキンググローブで進んでいました(防水機能無し)

防風ジャケットとミドルレイヤー

山頂付近は猛吹雪が凄まじいです。風を防ぐ機能が必須。

ちなみに私が登った衣類はこれです。

このアイテム、在庫処分で安くなっていたので適当に冬用と思い、色々登山始める前の初期段階に購入しました。

「OMNI-WIND BLOCK(防風機能)」と「OMNI-SHADE(紫外線カット)」という機能しか入っておらず「防水・撥水」機能はありません。雪山では帰りしっとりしていました。笑

そして雪って「直ちに溶けない」んですよね。付着して払えば落ちるし、防風さえあれば撥水なくてもそこまで問題になりませんでした。

流石にこれだけではなく中にミドルレイヤーとしてパイルジャケットを着ていました。

この手のパイルジャケットも登山仕様ではあると思いますが、やや厚みがありコンパクトになりません。暑くて脱いだ時に、リュックに入らないので腰に巻いていました。デザインがいいので普段使いにもできるのが良いです。

雪山だろうと上りは暑いです。ミドル、アウターと重ね着であれば暑さに合わせて服装調整できるのでお勧めします。

保温機能はインナーダウンも最適です。(代用するならユニクロのウルトラライトダウンとかでもいけるかと思います。)

軽いこと=快適であることです。ダウンはコンパクトにもなります。しかしその分コストがかかります。私は予算オーバーでした…。

とりあえず、猛吹雪を防ぐ「防風」機能と「保温」機能さえあればなんとかなるとわかりました。防水撥水があればなお良かったですが、あまり気になりませんでした。更なる長時間登山だとこれが命を分けるかもしれませんね。

ノースフェイスとかアークテリクスのゴアテックス高機能マウンテンパーカーとかだったら快適だと思います。

私はホグロフスの自称アンバサダーなのでこちらを推しています笑

インナーを重ね着する前提でアウタージャケットはサイズにゆとりを持って選びましょう。

撥水機能のあるロングパンツ

私は過去のブログ記事でも紹介したこのパンツを使用。この中にタイツを一枚履いて挑みました。(タイツはスポーツデポで1枚1,000円で買ったトレッキングタイツ)

冬用の分厚い生地のものなどもありますが、不要でした。これ一本で風も防ぐし、水分も防ぐので快適でした。

しかし、これが撥水機能がなく、防風機能もなければかなり危険だったと思います。滑って尻餅ついたりしますので腰から下に雪が付着する場面も多々発生しました。雪を払って、気付いたら撥水されていたので一切濡れず。

あってもなくても良いもの

ネックウォーマー

これに関しては「あった方がいいもの」と思います。ただし使った場面が「休憩中」のみでした。基本、動いているので「暑かった」です。

私のように暑がりではなく、むしろ寒がりの人は用意しておきましょう。使わずとも、リュックに忍ばせておくだけでもいいでしょう。

バーナー

私は今回登山で持って行きませんでしたが、谷川岳の場合休憩小屋があります。小屋内でバーナー使って調理できます。

日本百名山でも「山小屋」がある山はそう多くないです。山小屋があるならバーナーがあっても良いでしょう。

一番体が冷えるタイミングは「体の動きを止めた時」です。

  • 山頂で一息ついて記念写真など撮っている時
  • 休憩している時

私は山頂で記念写真撮ってその後山小屋で休憩を取ったので「体が完全に冷え切りました」そんな時にバーナーで湯を沸かして暖をとりたいですね。

これから行く山では山小屋がないけど、山でバーナー使いたい!という場合はジェットボイルが良いでしょう。冬山では通常バーナーが本当に弱まります。

ただし、荷物が増えるとリュックの重量が増えます。調理したいとか、お湯沸かす想定なら「水」も余分に持って行きます。更に重量が増えます。ただでさえ不安な雪山登山、(ソロ登山の想定)慎重に判断しましょう。

ピッケル

ピッケルを使うような切迫した登山ではない。ということも言えますが、ピッケルとは杖です。そして削るだけじゃなく、突き刺すこともできます。

急斜面の上りで「チェーン」も「ロープ」も雪に埋れていますので、ピッケルで突き刺しながら登れたら便利だったか。とは思いました。

トレッキングポールだと積雪面にズボズボすることはできますが、「突き刺す」という機能には至りません。

ただ、重いし、高価だし、今回の登山のレベルと、今の私には必要ありませんでした。

安くても機能さえ押えてあれば良い

電源を入れます, 無効にする, イノベーション, ランプ, 梨, 進行状況, アイデア, エネルギー, 電源

登山ってアウターウェアひとつとっても高価なものから安価なものがありますよね。

ミドルレイヤーで見ても「ダウン」があれば「フリース」とかもありますし種類が多い。

雪山登るならやっぱり「ゴアテックス」の4、5万するジャケットなければダメなの??

と私は思っていました。

モンベルとかノースフェイスじゃなきゃダメなの?コロンビアってやっぱり安いしダメ?

とか思っていませんか?

本格的な1月〜3月の雪山登山やアイスクライマーではなく、12月初期に登るなら様々な代用装備でもなんとかなります。

重要なことは「押さえるところ(本質)を押えておく」ことです。

  • アウターは防風機能
  • ミドルレイヤーは保温機能
  • パンツは撥水でロングパンツを(保温対策もとっておく)
  • スパイクは歩く、登る、降りるという動作に必要
  • ゲイターは靴の内部に雪を入れない為に必要
  • 手袋は凍傷対策に必要

※装備準備不足は遭難を招きます。途中、これが足りない。は命取りになるのでその場合は速やかに引き返してください。

まずは4時間前後の工程の雪山登山に実際に行ってみるのが一番良いです。

いきなり10時間近くかかるだろう雪山の富士山や白山、立山に挑むのは無謀。

装備にお金を出すということは「快適さ」にお金を出すことだと思っています。経験を積んだ上で、雪山登山にハマり、もっと負荷の強い山に挑みたい!となってから揃えるといいでしょう。

私はコロンビアの半額で買った7,000円のジャケットで吹雪の谷川岳に登りました!怒

それでなくてもこまごま装備揃えるとお金かかりますからね。今回紹介したアイテム以外に特に変わった装備を揃えることはありませんでした。

(保温タイツとか保温靴下とかも特になく通常の登山用のもので、インナーシャツはエアリズムシャツに登山用ウール混合系ロンT)

雪山登山は景色はあまり楽しめませんでしたが、通常登山とはまた違った「非日常」がそこにはあり、判断ミスで大事に至るかもしれない「危険性(スリル)」があります。

登った人にしか分からない経験値がそこにはあります。

初心者の方やこれから雪山登ってみたい方にこのブログが参考になればと思います。それでは良い登山ライフを!

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