夫のKORNです。登山に対して前々から興味があり、会社員時代にも石川県在住時に「白山(石川県白山市)」「鞍掛山(石川県小松市)」「医王山(石川県金沢市)」「伊吹山(滋賀県米原市)」と登りました。
登ってみて思ったことは、山頂に登った時の景色や、山中の非日常の景色に「癒される」「感動する」「ワクワクする」こういった感情がありすっかり好きになりました。
また、「熊が出るかもしれない」「道を踏み外したら死ぬかもしれない」といった、常に「安全ではない」という状況にどこか、「スリル」を感じていた面もありました。
登り終えて自宅に帰り、翌日以降に感じたことは、「疲労感がすごい」ことです。仕事に差し支えが出るほどに。
特に「白山(標高2,702m)」に関しては登山工程10時間、車での移動含め15時間くらいかかり、疲労感は凄まじかったです。
自身が一部署の最高管理職を務めた時には登山を行う余裕は全くなく、疲れを仕事に残したくないことから敬遠していました。
…しかし、今は違う!どんなに疲れ、明日寝坊しようとも誰にも迷惑がかからない!そうだ登山をしよう!と山に登ることを決めました。
榛名山に登りたい
高崎市の山といえば榛名山だと思います。ここは漫画の「頭文字D」の聖地、舞台として有名ですね。漫画内では「秋名山」と名称が変わっていました。
榛名山は上毛三山の一つと言われ、群馬県を代表する3つの山に数えられます。「赤城山・榛名山・妙義山」富士山のように大きく独立した山ではなく、山群を総称して言われるタイプの山です。
標高は1,449mとなり、高くもなく低くもなく、上級者でも初心者でも楽しめる山になるかと思います。(コースにもよりますが、2,000m超えるとハードな部類に入るかと思います。)
掃部ヶ岳に登ろう
榛名山の中で最もポピュラーなのはおそらく、「榛名富士」という山ですが、ここはロープウェイでも登れます。最高峰が「掃部ヶ岳」になり、登山本でもこの山が紹介されています。
私の登山バイブルはこれです。若干書籍の価格が安価だったことと、サイズもコンパクトだった。
以下、類似書籍紹介
山の情報は「YAMAP」や個人ブログでも入手できますが、まとめて情報をみたい時はやはり本に限ります。
私が初心者登山で気を付けるべきと思うこと
- コースの確認
- 時間配分
コースに関しては、「標識に従っていけば山頂行けるんじゃないの?」と思っている方もいるかもしれません。しかし山によってコースは複数あり、コースを把握していないと「迷う」可能性が発生します。また、「見所(絶景スポット)」を見逃す可能性があり、さらに「エスケープルート(帰り道ショートカット)」の見落としなども起こります。下山できても自分の車まで帰れなければ意味がありませんから、真逆の地域の駐車場に下山してしまった。なんてことになったら最悪ですね。
あとは時間配分ですね。夜の山は危険です。暗い時間になる前に帰れるようにする必要があります。「何時までには下山していたい」と言うゴール時間から逆算して出発時間を決める必要があります。本で情報を見ておくと、「このポイントまで何分」とポイントごとに目安時間が記載ありますので必ず確認して登山工程を頭に入れておきましょう。
山登りの準備
登山って専門店に行くとグッズが多いですよね。
服ひとつとっても多いです。ゴアテックス?モコモコの服いるの?レインコートいるの?どのブランドが良いの?
私は登山を始める前は、とりあえず「モンベル」にしておけば間違いないと思っていました。モンベルは日本のアウトドアメーカー。安くて登山に向けて高品質な商品を売っていると言うイメージでした。
石川県で初めて登山をした時に、モンベルである程度道具を揃えましたが、揃えてみて気付きました。
「意外と高い」
とにかく揃えるものが最初は多いので、価格は抑えたいですよね。そこでお勧めしたいのがこちらです。
スポーツデポは掘り出し物があります。ここのプライベートブランドの「TIGORA」は特にお勧め。
価格が安いけど大丈夫?って思うかもしれませんが、初心者で標高2,500m超クラスの雪山に行く訳ではないですよね?日帰り登山だとか、趣味程度に始めたい登山であれば十分です。
正直、登るにあたって、体力の有り余った若者であればランニングウェアや普通のリュックなどでも問題ないとすら思います。
ただし、「トレッキングシューズ」これだけは準備しておいて下さい。山道は滑ります。岩道なんか運動靴だと滑ったりしますが、トレッキングシューズはしっかり「キャッチ」してくれますので転ぶ可能性がグッと減ります。
あと、初心者で持っていって欲しいアイテムとして私は「グローブ」を挙げたいと思います。
私が最初に登った「鞍掛山」と言う山では、急斜面でロープの場がありました。ロープを伝いながら降りたり登ったりする場面が発生したのですが、
「素手だと痛い」です。下山したあとすぐに買いに行きました。よくわからずに通販で指ぬきタイプを買ってしまいましたが、これはあまり使わずじまいで普通の手袋タイプのグローブを使っています。
グローブがない!明日登る約束しているのに、買いに行く時間ない!と言うかたは、もう「軍手」でも良いと思います。(と言うか軍手で登ってる方見かけました)
突如チェーンだったり、急な鉄梯子だったりロープが出ると使えますし、転んだ時に素手で手をついて転ぶと怪我しますよね。
準備も楽しもう
登山って準備している時がまた楽しいんですよね。
行く場所の天気を確認して、気候や気温に合わせて服装を準備して、食事を準備して…と。
同世代の方だったら小さい頃にやっていたであろう、「ドラゴンクエスト」や「ファイナルファンタジー」のようなRPG感覚で「装備品」を準備する感じがたまらないと思っています。
そして登山の道中もまた「RPG」感覚で本当に楽しい…!
別の記事でまた登山について紹介したいと思います。怪我のないように安全で楽しい登山を楽しみましょう。