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前回からの続き
アルバイトの勤務が終わり、徒歩で駐車場まで歩いている間、久しぶりに過度のストレスが溜まって胃がキリキリ痛み始めました。
『あ、これはヤバい。身体に不調出てるわ。とりあえず夫に報告しよう。』
そう思いました。
帰宅して、数時間ぶりに息子と再会。ママに会えて嬉しかったのか、我が子の無邪気で綺麗な笑顔を見たら、本当に幸せな気持ちになりました。子どもってすごい。可愛いのはもちろんだけど、邪心がない純粋な息子の姿に、嫌な気持ちも吹っ飛びます。
世の中の働くお父さんの気持ちが分かるワァ〜〜〜
今日起こった出来事を夫に話してるうちに、『やっぱりありえないよな』と再確認。退職を決意しました。
入社の書類も提出していないのに、退職って…そんなことを望んでアルバイトする気じゃなかったんだけどなあ(遠い目)
嫌な気持ちを翌日に持ち込みたくなかった私は、退職の意向だけでも上司に伝えようと決心。教わった社内携帯にかけてみるが、出ない。
『きっと、忙しいんだろう、折り返しが来るか』
しかし、待てど暮らせど来ない。
待てよ、もう夕方か…。夜になってきてしまっているので仕方なく翌日に再度電話をかけることにしました。めちゃくちゃ気分悪かったし、ストレスMAXで怒り心頭だったはずなんだけど、不思議とブログを書く筆はスラスラ書けました(笑)
人って、ある程度ストレスに当たりながら生きていた方が成長するし、「こんなところで負けてられない!!」という気持ちが強くなり、やる気が出てしまう不思議な生き物なんですね。
今回の一件で、生きる力を体感しました。(たかが短時間の短期バイトなのに、複雑に考え過ぎているんだろうな。めんどくさい性格です。)
退職の意向を伝える
そして翌日。お客様が減ると言っていたお昼過ぎに電話を掛けてみる。
「プルルルル… ただいま電話にd…」 ガチャッッ!!!!(怒)
また不在かよ!!!!!ふざけんなよ!何のための携帯だよ!!!
例の通り、どーせ折り返しも無いと見越した私は直接職場に行って退職することを伝えることにしました。
ああ、めんどくさい。
短期アルバイトで、こんな思いをするなんて。職場へ向かっている間ずっと最悪だわー。と運転中考えていました。
職場に着き、直行でお歳暮売り場へ。
今日もヤバいんだろうなぁ…!ドキドキ。
・・・え!?
“ 客いない ”
え!?
昨日は何だったの…
衝撃の光景でした。
お客さんが居ないし、たまたま女神店員Tさんが居たので声を掛ける。
子供をベビーカーに乗せて連れて行ったので、あらー。って感じでニコニコ来るTさん。
開口一言『すみません、職場環境が合わないので辞めます』
Tさん『えっ!どうしたの〜!せっかく入ってくれたのに…』
怒りモードを抑えつつ、昨日の出来事を淡々といいました。
まずお客様の量。店員とお客さんの人数が合っていないし、指示も40分完全放置されるし、とにかく忙しすぎるし、職場環境が悪すぎる。
立って覚えろと言われた事。全然見えなかった事。
みなさん悪い人じゃないし、教育したいんだろうなという気持ちは伝わったけど、とにかく忙しすぎて全然人手が足りてないということ。
昨日のこと、思い付いた事を全部言ってやりました!!!
全部言いたいこと言ってみて
Tさんは、そっかぁ。と、受け止めて、
「この商売はね、水なんだよね。長く仕事してても、流れが本当に読めないんだよね。昨日えりぴこさんが出勤した時間は本当にピークだったんだね…」と、優しくなだめられる。
前はそうでもなかったんだけど、コロナの影響もあるのか朝早く用事を済ますお客様が増えたのは事実で。割と朝は忙しいことが多いんだよね。もし良かったら、時間帯を変えてみて考え直して欲しいと提案されました。
不満をぶちかまして結構スッキリしたのか、怒りは半減。
優しいTさんは、『ハッキリ言ってくれてありがとう』と言ってくれました。他にも色々お話しして、出勤する時間帯を変えて勤務することにしました。
ただ、もう2度とあんな苦痛を味わいたく無かったから、『申し訳ないですが、次出勤して合わなかったら辞めます!』と強気に忠告して、ご挨拶して帰宅しました(笑)
何も出来ない短期バイトに、辞めるだの職場環境が悪いだの一方的に愚痴、文句を言われても、Tさんは一切嫌な顔せず、笑顔で優しかったです。
今までだったら、我慢して働いたけど、わたし自分に正直になる。ワガママに生きるって決めたんです。嫌なことはハッキリ言います。すみません。
働き手の考え方について
子供が出来て、考え方も変わりました。
- 嫌だという自分自身の拒否反応を否定しない
- 理不尽に感じた仕打ちに対して、意見主張を行う
- 「仕事は楽しくないモノだ」という価値観の否定
- 「自分」という労働力の価値を低く見積もらない
「最初はなんでも辛いモノだ」とか、仕事ってのは辛いことを乗り越えて成長していくもんだ。とか
仕事なんてそもそも楽しいモノじゃない。どうやって楽しさを見出していくかが重要なんだ。とか
言っていることは分かるし、私も昔はそういう考え方があったと思います。反骨心で「何くそ」「見返してやる」という気持ちが押し上げて成長できたことも事実として実感しています。
でもこういう考えが「社畜」を生み出していくんですよね。世の中の大半は「社畜」によって支えられているせいか、「それが一般的」で、そうでない考えがマイノリティーとされています。
少子高齢化もあり、アルバイト先は中高年代が「大半を占めている」ケースが多く、「古い考えの体質」のままであることは「地方都市」だと顕著に多いかもしれません。
でも、それに合わせる必要はありません。仕事なんていくらでもあるし、世の中、私達が身近に知らないだけで、「楽しく働いている」人は絶対にいます。
息子には、自分が楽しい、嬉しい、美しい、そう思える環境で生きていってほしい。心から思うからこそ、母親として自分自身が強く、楽しく笑顔でいないとダメだと思っています。
人生は、選択。正しい、楽しい、やりたい!と思った方を選んでいけば、きっといい人生になるはず!!
くだらない根性論は大嫌い。もう令和ですよ。
退職する気でいたから、ブログのタイトルも後半編にしてしまったよ…トホホ(笑)
夫に、時間帯を変えて出勤することになったと伝えたら、どうせそんなことだろうと思ったと言われてしまいました(汗)
これからまた出勤したら、続編を書く予定なので、良かったら見てって下さい。